AISASに影響を与えるソーシャルWEB

今となっては、ネットユーザにとって大分当たり前になってきているかもしれませんが、マーケティングで言うところのAISAS理論の最初の'Attention(注意喚起)'、'Interest(興味が生まれる)'、'Search(検索)'がさらにソーシャルWEBにシフトしてきていると最近改めて感じます。

例えば、本。最近自分がどうやって買った本を知ったのかなと思い出すと、少し前は、ブログやAmazonのレビューが大半を占めていましたが、最近ではTwitterFacebookなどに代表されるソーシャルWEBが新たな気付きを与えていると思います。また、YouTubeの映像や、ニュースなどもソーシャルWEB経由で最初に知ることが多くなってきています。

もともと、本、音楽、ニュースなどのコンテンツは、同じようなコト・モノに関心のある友人や知人から聞いて知ることが多かったと思うのですが、ソーシャルWEBの台頭によってコミュニケーションの端々に新しいコトやモノの情報がちらばっていて、気付きと興味を生んでいます。

それらの情報を検索('Search')でも活用しようというのが、Googleが去年発表したGoogle Social Search。Social Searchは、検索キーワードに対する検索結果の関連性に’ソーシャル’な切り口を加えるもので、検索結果に自分の知り合い(ソーシャルネットワークなどでリンクしている人々)が書いていることを検索結果に含めるサービスです。(オンラインデモ:Social Search demonstration)

当社のようなモノやサービスにフォーカスしたWEBサービスは、ソーシャルWEB上のコミュニケーションや情報のフローの中にどうやって入っていくかがより重要になると思います。